同時開催展示

  • 笹部さくら資料室

亦楽山荘記録 ―「桜の園」のいま・むかし―

期間:
2024.12.4(水) - 2025.3.3(月)
日本古来の山桜・里桜の保護育成に生涯をかけた笹部新太郎氏は、桜を育てるための研究を行う場として、「亦楽山荘」という山林を兵庫県宝塚市武田尾に所有していました。亦楽山荘は桜を育てるために必要な接木や農薬の実験をはじめ、桜と他の植物の取り合わせの実践や、鳥の巣箱の整備等、桜に繋げるための総合的な研究を行う場に留まらず、時に文化人との交流の場、時に戦時中の生活を支える場となり、笹部氏の生活に無くてはならない存在であり続けました。
また、几帳面な笹部氏は亦楽山荘に通う度に作業記録を残しており、その数は手帳・ノートを合わせて40冊以上にものぼります。
今回の展示では、笹部氏の桜研究と不可分な存在である亦楽山荘を取り上げます。初めての試みとして『亦楽山荘記録』を全冊展示し、どのように整備され、活動の中心であり続けたのかを振り返ります。
※令和7年1月15日(水)~24日(金)は記念館展示替えのためご観覧頂けません。
酒くん

酒のことで頭がいっぱいな関西人。酒造りの経験者。
酒くん「酒に百の驚きあり。どんどん調べるで!」

桜子ちゃん

ササベザクラの精。生みの親の笹部さんのことや桜のことを勉強中。
桜子ちゃん「桜のことも笹部さんのことも、知れば知るほど好きになると思うわ!!」