節句の人形 丸平文庫特別展示:京(みやこ)の四季おりおり

2024年1月27日(土) 2024年3月4日(月)
チラシを印刷してご持参の場合
入館料を50円引きいたします。

節句は一年の節目となる日で、季節の変わり目に邪を払う行事などが行われてきました。中でも1月7日の(じん)(じつ)、3月3日の(じょう)()、5月5日の端午(たんご)、7月7日の七夕(たなばた)、9月9日の重陽(ちょうよう)は、五節句として江戸時代には幕府の式日となった他、民間にも広がり、特に上巳は女子の節句、端午は男子の節句として、子どもの健やかな成長や幸せを願う行事となって今につながっています。

春をさきがける恒例の人形展、この展示では、西宮の酒造家である辰馬家で祝い飾られてきた節句人形を展示いたします。また、特別展示として「(みやこ)の四季おりおり」と題し、丸平大木人形店の資料室・丸平文庫所蔵の作品から、京の歳時をうつした人形も展示いたします。

人形を通して観る四季おりおり、大木平藏の創り出す豊かで雅な人形の世界を、ぜひご覧ください。

一月 懸想文売り 五世大木平藏(丸平文庫所蔵)

二寸雛人形(部分:男雛と女雛)

会期
2024年1月27日(土) 2024年3月4日(月)
休館日
火曜日
開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
会場
記念館
入館料
一般500円
中・小学生250円
(記念館・酒蔵館の共通チケット)
・団体20名様以上は2割引
・65才以上400円(要公的証明書)
・ココロンカード呈示者は無料
・心身に障がいのある方と介助者1名は割引料金(要公的証明書)

同時開催展示

  • 酒資料室

お酒とメディア

期間:2023.12.6(水) - 2024.3.4(月)
引札に始まり、チラシ、屋外広告、新聞広告、ポスター、TVコマーシャル、ノベルティグッズのほか、近年のWEBメディアに至るまで、酒造メーカーは自社商品を消費者にアピールするため、時代に応じてあらゆるメディアを駆使してきました。今回の展示では、お酒とメディアの歴史から清酒販売促進の取り組みについてご紹介します。
※令和6年1月15日(月)~26日(金)は記念館展示替えのためご観覧頂けません。
  • 笹部さくら資料室

櫻男・笹部新太郎の本棚

期間:2023.12.6(水) - 2024.3.4(月)
日本古来の山桜・里桜の保全活動に生涯を捧げた笹部新太郎(明治20-昭和53)氏は、植物に関する専門的な教育を受けずに、独学で桜の研究に取り組んでいました。今回の展示では、農学や植物に関する専門書だけでなく、花にまつわる和歌集や桜の名所の地誌など、彼の研究を支えた多種多様な蔵書を、笹部さくらコレクション(西宮市より寄託)からご紹介します。
※令和6年1月15日(月)~26日(金)は記念館展示替えのためご観覧頂けません。
酒くん

四季を感じる美術品、歴史を感じる史料、どれも興味深いな。

桜子ちゃん

お酒や桜以外にも、色々な展覧会が開かれているのね!!